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「家を建てると夫婦仲が悪くなる」は真実かデマか

「家を建てると夫婦仲が悪くなる」という噂を聞いて、マイホームを建てるのを躊躇ってしまっているご夫婦もあるのではないでしょうか。

では、家を建てると夫婦仲が悪くなる原因は何なのか、どうすれば夫婦仲が悪くならずに家を建てられるのかなどについて詳しく見ていきます。

目次

家を建てると夫婦仲が悪くなるのは本当?

原因や対策の前に、「家を建てると夫婦仲が悪くなる」という噂に信憑性があるのか考えてみます。色々と調べてみましたが、「マイホームの建設」と「離婚率」を関連付ける調査などはありませんでした。

ただ国土交通省の「住宅市場動向調査報告書」によると、2023年度に注文住宅を建てた人は30代が最も多くなっています。次に40代が多く、30代と40代を合わせると全体の6割近くを占めます。

厚生労働省の「離婚に関する統計」によると、2020年度に離婚した人は男性女性ともに30~34歳が最も多いです。男性は次に35~39歳、女性は2番目が25~29歳ですが3番目が35~39歳となっています。

もちろんすべての離婚の原因が、マイホームの建設というわけではありません。しかし、マイホームを建てるのが多い年代と離婚するのが多い年代はともに30代で重なっています。

2つの調査に関連性は無いものの、家を建てたことで夫婦仲が悪くなって離婚に至ったというケースも少なからずあると推測できるのです。離婚はもちろん夫婦仲が悪くなるところまではいかなくても、家を建てる際に夫婦喧嘩が増えるというのはよくあることです。

家を建てると夫婦仲が悪くなる原因

仲睦まじいご夫婦にとっては、「マイホームを建てること」で夫婦仲が悪くなるということは想像もつかないかもしれません。では、家を建てることでなぜ夫婦仲が悪くなるのか、その原因を詳しく見ていきましょう。

家を建てるタイミングの違い

マイホーム建設で夫婦仲が悪くなる原因として考えられるのが、「マイホームを建てるタイミングの違い」です。具体的に家を建てる計画に入る前の段階にも、夫婦仲が悪くなる種があります。

結婚して生活がある程度落ち着いてくると、夫婦ともに「マイホームが欲しい」という気持ちが湧いてきます。しかし、「できるだけ早く家を建てたい」「十分な金額の頭金が貯まってから」と夫婦でタイミングについての考え方が違うケースがあるのです。

「できるだけ早く」と考えている方は、住宅に関する情報を収集したり間取りを考えたりとマイホーム建設について動き始めます。ところが「頭金が貯まってから」と考えている方はまだ時間があると考えているので、マイホーム建設について具体的には動きません。

マイホーム建設に動き始めた方は「なぜ自分だけが」「全然協力してくれない」と、動かないパートナーを見てストレスを感じてしまいます。そのストレスをパートナーに直接ぶつけることで夫婦喧嘩となってしまい、夫婦仲が悪くなってしまうのです。

マイホームに対する意見が合わない

「マイホームに対する意見の違い」も夫婦仲を悪くする原因となります。夫婦はそれぞれに「マイホームの理想像」を持っており、話し合う前から理想像が完全に一致することはほとんどありません。

外観のデザインから間取りの構成、水回りの設備などに対する考え方や優先度が夫婦でそれぞれ違います。例えば、妻は「キッチンの設備を充実させたい」夫は「書斎が欲しい」といったことで意見の食い違いが発生するのです。

どちらが妥協するにしても妥協した方がストレスが溜まりますし、妥協しないと意見をぶつけ合って話し合いが進まず互いにストレスが溜まります。そのストレスが日常生活のちょっとしたきっかけで爆発、夫婦喧嘩に発展して夫婦仲が悪くなってしまうわけです。

忙しくて余裕が無くなる

意見の違いを乗り越えてマイホーム建設の計画を具体的に進め始める段階になると、「忙しくて余裕が無くなる」ことで夫婦仲が悪くなることがあります。

マイホーム建設は人生で何度も経験するものではなく、しかも年収の何倍もの金額の買物となります。マイホームを建ててくれる住宅メーカーとの打ち合わせは1~2度では終わらず、実際に建設作業に入るまでに幾度となく打ち合わせを重ねることになるのです。

夫婦のどちらかが打ち合わせに専念できれば良いですが、どちらも仕事や家事などの合間を縫って打ち合わせを行います。

住宅メーカーとの打ち合わせによって休息時間が短くなり、体にも心にも疲労が溜まってしまいます。疲労とともにストレスも溜まり、日常生活のちょっとしたことがきっかけで夫婦喧嘩が始まり仲が悪くなってしまうことがあるのです。

またどちらか一方が仕事が忙しいなどで打ち合わせに参加できず、どちらかいっぽうだけが打ち合わせに参加するような状況になるのも良くありません。打ち合わせに参加する方が不満をぶつけると、参加できない方が「仕事が忙しいから仕方がない」と開き直ります。

そうするとマイホームとは関係のないところにまで話が飛んで、喧嘩となって夫婦仲に亀裂が入ってしまうのです。

経済的余裕が無くなる

実際にマイホームを建てて住宅ローンの支払いが始まると「経済的な余裕」が無くなって、夫婦仲が悪くなることがあります。

子供がまだ居ない場合は、マイホームを建てるまでは夫婦共働きで経済的にはそれなりに余裕を持って生活しています。ところがマイホームを建ててローンの支払いが始まると、一転して経済的な余裕が一切無くなってしまうのです。

その上に子供ができたとなると、ローン返済に加えて養育費の問題もでてきますから、余裕どころか反対に経済的に苦しい状況に追い込まれてしまいます。経済的に追い込まれて生活が苦しくなることでストレスが溜まり、ちょっとしたことで喧嘩することが多くなってしまうわけです。

コミュニケーションが不足する

マイホームを建てたことで「夫婦間のコミュニケーションが不足」して、夫婦仲が悪くなることもあります。

以前に住んでいた家は部屋数が少なく自分の部屋が無かったので、新しいマイホームには自分の部屋を作ったとします。自分の部屋が出来たことが嬉しくて自分の部屋で過ごす時間が増えると、夫婦が一緒に過ごす時間が減ってしまうのです。

以前の家では四六時中顔を合わせていたのが、新しいマイホームでは別々に過ごす時間が増えるとコミュニケーションが不足する恐れがあります。

夫婦に限らず、コミュニケーション不足は人間関係が悪くなる第一歩です。コミュニケーションが不足することで互いの気持ちが分からなくなり、ちょっとしたことで喧嘩するようになってしまうわけです。

家を建てても夫婦仲が悪くならないようにするには

家を建てたすべての夫婦が仲が悪くなるわけではなく、マイホームを建てたことで絆を深めて夫婦仲がより良くなるケースも少なくありません。では家を建てても夫婦仲が悪くならないようにするには、どうすれば良いのでしょうか?

家づくりについてしっかり話し合う

まず、具体的な家づくり計画に入る前の段階から「家づくりについてしっかり話し合う」ことが重要です。

マイホームを建てるタイミングからマイホームの外観デザインや間取り、水回りの設備など、家づくりに対する考え方が夫婦で違っているのが普通です。互いに家づくりに対する考え方が違うことを理解するためにも、話し合うことが重要となります。

しっかりと話し合いを重ねて考え方の違いを明確にして、互いに譲れるポイントを見つけて落としどころを探します。具体的な家づくり計画に入る前はまだ気持ちに余裕がありますから、話し合いで意見が食い違っても大きな喧嘩には発展しくにいです。

「自慢のマイホームを建てたい」という思いは同じですから、しっかり話し合って共通目標が立てられれば夫婦仲が悪くなることはありません。

決定権のある場所を決める

夫婦それぞれが「決定権」のある場所を決めておくのも1つの方法です。

それぞれの譲れないポイントは、「普段自分がよく使うであろう場所」である可能性が高くなっています。あまり使わない場所にこだわることはなく、こだわるのは自分がよく使う場所だからです。

例えばキッチンは妻でお風呂は夫、といったように場所ごとにどちらが決定権を持つかをあらかじめ決めておくのです。

自分が決定権を持つ場所についてはある程度思い通りにできますし、パートナーに注文を付けられることもありません。思い通りにできる場所があればストレスは溜まりにくくなりますから、少々のことでは夫婦仲が悪くならなくなります。

現実的な資金計画を立てる

夫婦間でもお金の問題は重要ですから、家づくりの際には「現実的な資金計画」を立てておく必要があります。

予算をいくらでも使えれば二人の理想を詰め込んだマイホームを建てられますが、実際には予算は限られています。

妥協をせずに予算オーバーになると、ローン返済が重くのしかかって生活が苦しくなってしまうのです。また早くローンの負担から逃れたいと無理な返済計画を立てても、やはりローン返済で生活が苦しくなります。

経済的な余裕が無くなると気持ちの余裕も無くなりますから、結果的に喧嘩になりやすく夫婦仲が悪くなってしまいます。

現在の収入と支出を見直して、毎月のいくらぐらいの返済額なら余裕を持って生活できるかを考えるのです。毎月の返済額から家づくりに使える全体の予算額を逆算します。

金融関係の仕事でもしていないと、現実的な資金計画を立てることは簡単ではありません。住宅メーカーや金融機関に相談して、専門家の力を借りて資金計画を立てるのがおすすめです。

マイホームの動線をしっかり検討する

家を建てても夫婦仲が悪くならないためには、マイホームの「動線」も重要です。動線は家の中を移動する経路のことで、動線が悪いとスムーズに生活できずにストレスが溜まってしまいます。

リビングを中心にキッチンや寝室、トイレ、浴室など移動がスムーズになるように間取りを考えておかないといけません。

マイホームの動線が悪いと、夫婦それぞれが自分の居心地が良い場所にこもりきりなってしまいます。夫婦が顔を合わせる時間が短くなってコミュニケーションが不足、ちょっとしたことで喧嘩するようになってしまうのです。

スムーズに生活できる動線の間取りを考えるには、やはり専門家の力を借りることが重要となります。自分たちの希望を伝えて、生活動線がスムーズになる間取りを設計士などの専門家に作ってもらうのがベターです。

夫婦仲良く家づくりを進めるなら

夫婦仲を悪くすることなく家づくり計画を立てたり進めたりするには、「タウンライフ家づくり」の利用がおすすめです。

タウンライフ家づくりは住宅メーカーの比較サービスで、全国1100社以上の住宅メーカーと提携しています。誰もが知っている超有名大手メーカーから地域のことを熟知している中小メーカーまで網羅しています。

使い方は簡単で、希望の階数と間取り、家族の人数、予算を選択肢から選ぶだけです。後はタウンライフ家づくりが条件に合った住宅メーカーを、全国1100社の中からピックアップしてくれます。

条件に合った住宅メーカーがピックアップされたら、一括で見積もり作成を依頼することも可能です。見積もりに加えて間取りプランを作ってもらうこともできますし、資金計画や土地探しの相談もできます。

タウンライフ家づくりを利用することで、具体的な家づくり計画を進める前段階での喧嘩の種を取り除けます。

タウンライフ家づくりは利用無料

マイホーム建設に多大な費用がかかるのに、その前段階で余計なお金は使いたくありません。でも安心してください、タウンライフ家づくりの利用には一切料金はかかりません。

条件に合った住宅メーカーをピックアップするのも、一括見積もり請求も、間取りプランの提案も、資金計画や土地探しの相談も全部無料です。

見積もりを取ったら契約を強要される、といった「タダより怖いものは無い」といったことになることはありません。タウンライフ家づくりを利用した途端に住宅メーカーから営業の電話やメールがひっきりなしに来る、といったことも無いです。

「見積もりを作ってもらったのに断るのは申し訳ない」という場合は、タウンライフ家づくりが代わりに断りの連絡をメーカーに入れてくれます。

タウンライフ家づくりの利用にはとにかく面倒なことや煩わしいことは無く、料金も一切かかりません。

漠然と「マイホームが欲しい」と考えている段階でも気軽に利用できます。家づくりで分からないことや不安なことは、タウンライフ家づくりを利用することで解決可能です。

まとめ

「家を建てると夫婦仲が悪くなる」の真偽は分かりませんが、実際に家を建てたことで夫婦仲が悪くなったケースはあります。

家づくり計画を立てたり進めたりする時に、意見の食い違いやコミュニケーション不足が発生して夫婦仲が悪くなってしまうのです。マイホームが完成した後も、ローン返済が苦しい、生活しにくいなどの理由で夫婦仲が悪くなることもあります。

「タウンライフ家づくり」を利用すれば家づくり計画がスムーズに立てられて進められるので、夫婦仲が悪くなる原因を少し取り除けます。

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この記事を書いた人

家づくりアドバイザー | 「悩まない家づくり」運営者

こんにちは!「後悔しない家づくり」を訪れていただきありがとうございます。
私は、家づくりの悩みや不安に寄り添い、皆さんが心から満足できる家を手に入れるお手伝いをすることを目指して記事を書いています。

家づくりは人生の一大イベントであり、同時に大きな決断の連続です。
家族のライフスタイルや将来の夢、予算などを考えると、迷いや疑問がつきものですよね。

私自身も家づくりの経験を通じて、多くの学びと気づきを得ました。その経験を生かして、皆さんが「もっと早く知っておけば良かった!」と思うような情報をわかりやすくお届けしたいと思っています。

記事では、家づくりの基本から最新のトレンド、専門家の視点まで幅広くカバー。どんな小さな疑問でも解決できるよう、丁寧にわかりやすくお伝えします。あなたの夢の住まいが、後悔のないものとなるよう、ぜひこのサイトを活用してくださいね!

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