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ダイワハウスの売れ残り建売住宅は値引きしてもらえる?

できるだけ費用を抑えてマイホームを手に入れるために建売住宅、特に「売れ残り」の建売住宅の購入を検討するケースがあります。

大手メーカーで価格が高めと言われている「ダイワハウス」ですが、売れ残りの建売住宅なら安く手に入れられるのでしょうか?

目次

ダイワハウスの売れ残り建売住宅は値引き可能?

TVCMでもよく見かける超が付くほどの大手住宅メーカーである「ダイワハウス」でも、建売住宅が売れ残ることがあります。ダイワハウスで売れ残った建売住宅は、タイミング次第では値引き販売してもらうことができます。

建売住宅が値引き販売されるタイミングの1つが、ダイワハウスの「決算期」です。ダイワハウスの本決算期は3月、中間決算期は9月ですから、2~3月と8~9月は建売住宅の値引き販売が期待できます。

民間企業、特に住宅メーカーのようなモノを販売する会社では「販売目標」が設定されています。決算期が近付いているのに販売目標を達成できていない場合には、値引きしてでも販売数を伸ばそうと考えるわけです。

住宅は日用品のような数が売れる商品ではありませんから、ダイワハウスのような大手でも決算月になっても販売数が目標に達していないことがあります。ダイワハウスに限らず建売住宅の購入を検討しているのであれば、メーカーの決算期を狙うことで値引きが期待できるのです。

ただし、値引きが期待できるのは「決算期が近いにも関わらず販売目標が達成できていない」場合のみです。販売目標が達成できている場合は、値引きしてでも無理に販売数を伸ばす必要がありません。

住宅を購入する側が、メーカーが販売目標を達成しているかどうかを確認する方法はありません。決算期は他の時期に比べて値引きがされる可能性が高いだけで、必ず値引きされるわけではないので注意してください。

半年以上売れ残っている

ダイワハウスの建売住宅で値引きが期待できるタイミングとしてもう1つ、「建売住宅が半年以上売れ残っている場合」が挙げられます。

実は「住宅の品質確保の促進等に関する法律(住宅品確法)」で、完成後1年を経過した住宅は新築物件と定義しないと定められているのです。要するに、誰も住んだことが無くても完成後1年以上経過した住宅は「中古物件」となってしまうということです。

誰も住んだことが無いので一般的な中古物件とは扱いが違うものの、新築住宅と同じ価格では販売できません。

完成から半年以上が経過して新築物件としての寿命が迫っているのに売れ残っている建売住宅は、住宅メーカーからすると値引きしてでも販売したいのです。

誰も住んでいない住宅は痛むのが早いですから、売れ残っているとは言え商品である建売住宅をメーカーはメンテナンスしないといけません。空気を入れ替えや掃除などをしなければならず、そのために人件費がかかります。

誰も住んでいなくても土地と家屋にかかる固定資産税は負担しなければいけませんし、建売住宅は売れるまでにお金がかかるのです。

維持費を負担してきたのに、完成後1年以上経過して中古物件として安く売らないといけなくなるとメーカーとしては大きな痛手となります。完成から半年以上が経過しても売れ残っている建売住宅は、多少値引してでも新築物件として売ってしまいたいわけです。

また住宅設備は次々に新製品が発売されますから、完成した時点では最新モデルでも半年以上が経過すると型落ちとなってしまいます。設備が型落ちだと住宅自体の価値も下がるので、販売するためには値引せざるをえないのです。

ダイワハウスの建売住宅の値引き率

売れ残ったダイワハウスの建売住宅はどのくらい値引きしてもらえるのでしょうか?

もちろん個々の建売住宅ごとに事情が違いますから、一概に「何%値引きされる」とは言えません。ダイワハウスに限らず建売住宅が値引き販売される場合は、5~10%程度の値引率となるのが一般的とされています。

パーセンテージで見るとそれほど大幅な値引きではありませんが、住宅価格は数千万円単位ですから5~10%でも数百万円です。建売住宅が数百万円安く買えると考えると、かなりお得と言えます。

値引きしてもらうには交渉が必要

いくら売れ残っているからと言っても、ダイワハウス側から値引きを提案してくることはほとんどありません。建売住宅を値引き販売してもらうためには、「値引き交渉」が必要です。

住宅は数千万円単位の売り物で、少し値引きしただけでも数百万円価格が下がります。メーカとしては値引きした分利益が減るわけですから、できるだけ値引きはしたくありませんし自主的に値引きすることはありません。

売れ残った建売住宅の値引き交渉をする際には、「メーカーにとって痛いところ」を突くことが重要です。

完成から一定期間以上売れ残った建売住宅は、完成したばかりの物件と比べると、掃除などのメンテナンスが十分に行き届いていないことがあります。また住宅設備が型落ちとなっていることもありますから、メンテナンス不足や設備の古さを材料として交渉するのです。

メンテナンス不足や設備の古さを材料に値引き交渉するためには、物件見学の際に建物や設備の状態を確認しておく必要があります。可能ならば写真を撮影しておき、完成したばかりの物件と比べて明らかに劣っていることを指摘できれば交渉が成功する可能性が高くなります。

交渉して「値引きできない」と言われても、備え付けの家具・家電のサービスや引っ越し費用の負担など代替条件を引き出せるかもしれません。

売れ残った建売住宅を購入する際の注意点

値引きの可能性がある売れ残り建売住宅ですが、実際に購入する際には注意しないといけない点がいくつかあります。

いくら値引きされても、年収の何倍もの買物になることに変わりはありません。これから紹介する注意点を抑えておかないと、住み始めてから売れ残りの建売住宅を購入したことを後悔するかもしれません。

建物の状態

売れ残りの建売住宅の購入を検討する場合には、「建物の状態」をしっかりチェックすることは必須です。

住宅に限らず、どんな製品でも完成した瞬間から劣化が始まります。完成してから販売されるまでの期間が長くなるほど、劣化は進んでいるのです。

売れ残っているということは、少なくとも完成してから数か月は経過していると考えられます。もちろん必要なメンテナンスはメーカーがしていますが、劣化の速度を緩められるだけで止めることはできません。

日本は湿度が高いため、クローゼットなどの収納、浴室やトイレなどの水回りには湿気がこもりやすいです。湿気がこもると劣化を早めてしまいますから、売れ残りの建売住宅はどこかが痛んでいる可能性が高くなります。

建物の痛みは値引き交渉の材料にもなりますが、修繕が必要な場合には後で手間とお金がかかってしまいます。

保証の有無

売れ残りの建売住宅を購入する際には「保証の有無」についても確認が必要です。

完成から1年以内の新築物件については、住宅品確法によって引き渡しから10年の契約不適合責任がメーカー側に課せられます。

契約不適合責任は瑕疵担保責任のことで、
 ・構造耐力上主要な部分
 ・雨漏りを防止する部分
についてはメーカー側は最低10年間保証しなければなりません。

これが完成から1年以上が経過した中古物件となると、契約不適合責任はあるものの「2年以上」となります。しかも契約不適合責任の期間や範囲は、メーカー側がある程度自由に決められます。

完成から1年以内の新築物件なら気にしなくて良いですが、1年以上経過している売れ残り物件の場合は保証の範囲と期間の確認が必要です。

売れ残るのには理由がある

売れ残りの建売住宅を購入際には、「売れ残るのには理由がある」ということも覚えておかないといけません。特に完成から半年以上経過して新築物件としての寿命が迫っている場合は、特に注意が必要です。

立地や日当たり、広さ、建物の構造、デザインなど何一つ文句の付けようが無い物件だと、半年以上売れ残ることはありません。半年以上売れ残っているということは、建物自体か周辺環境に何らかの問題があるということです。

例えば、
 ・駅やバス停が遠いのにガレージが無い
 ・日当たりが悪い
 ・使い勝手の悪い間取り
 ・騒音が気になる施設が近くにある
などなどです。

値引きされるのは良いですが、売れ残りの理由次第では購入後に後悔する可能性が高くなります。

ただし、「供給過多」など建物自体には問題が無いケースもありますから、なぜ売れ残っているかを確認することが重要です。

売れ残り建売住宅の値引き交渉を有利に進めるには

売れ残りの建売住宅の値引き交渉を有利に進めるには、「タウンライフ家づくり」を利用するのがおすすめです。

タウンライフ家づくりは注文住宅を建てる時に住宅メーカーを比較するサービスで、建売住宅は取り扱っていません。ただダイワハウスなど30社以上の大手を含む、全国1100社以上の住宅メーカーがタウンライフ家づくりでは比較できます。

希望の階数や間取り、家族の人数、予算を選択するだけで、条件に合った住宅メーカーを1100社以上の中からピックアップしてくれます。ピックアップされたメーカーには、一括で見積もりと間取りプランの作成を依頼することも可能です。

この「一括で見積もり作成が依頼できる」ことが重要で、要するにタウンライフ家づくりを利用すれば簡単に相見積もりが取れるということです。しかもタウンライフ家づくりを利用して見積もりを依頼していますから、住宅メーカーには相見積もりを取っていることが伝わります。

相見積もりを取っているということは他メーカーと比較されているということですから、住宅メーカーとすれば出来るだけ安くて良いものを提供しようとします。

注文住宅ではあるものの、複数の住宅メーカーから見積もりを取ることで新築物件の価格や条件の相場観が見えてくるのです。一括見積から得られた相場観を元に交渉することで、大幅とはいかないまでも値引きしてもらえる可能性が高くなります。

タウンライフ家づくりは無料

タウンライフ家づくりの利用は無料です。少しでも安く住宅を手に入れるために利用するサービスに料金が発生しては、意味がありません。

条件に合った住宅メーカーをピックアップするのも、一括で見積もりと間取りプランを作ってもらうのも無料です。さらに資金計画や土地探しの相談もできるのですが、これにも料金は発生しません。

無料で利用するための条件も一切ありませんから、見積もりを取ったメーカーとの契約を強く勧められることも無いです。利用後に複数の住宅メーカーから営業電話がしつこくかかってきたり、営業メールが大量に送られてくることもありません。

タウンライフ家づくりは利用しても面倒なことにはならないので、気軽に利用できます。建売住宅に限らず、家づくりで分からないこと不安なこと気になることがある場合はタウンライフ家づくりを利用してみてください。

まとめ

ダイワハウスのような大手メーカーにも売れ残りの建売住宅はあり、値引き販売してもらえる可能性があります。

ただ売れ残るのにはそれなりに理由がありますから、どういう理由で売れ残っているのかを確認しておくことが重要です。売れ残っている理由を確認せずに建売住宅を購入すると、住み始めてから後悔することになる危険性が高いです。

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この記事を書いた人

家づくりアドバイザー | 「悩まない家づくり」運営者

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私は、家づくりの悩みや不安に寄り添い、皆さんが心から満足できる家を手に入れるお手伝いをすることを目指して記事を書いています。

家づくりは人生の一大イベントであり、同時に大きな決断の連続です。
家族のライフスタイルや将来の夢、予算などを考えると、迷いや疑問がつきものですよね。

私自身も家づくりの経験を通じて、多くの学びと気づきを得ました。その経験を生かして、皆さんが「もっと早く知っておけば良かった!」と思うような情報をわかりやすくお届けしたいと思っています。

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