家づくりにおいて重要な要素である「収納」の問題を、「ウォークインクローゼット」で解決しようと考えるケースは少なくありません。
「ウォークインクローゼットの設置を考えているなら一条工務店」と言われるほど、一条工務店のウォークインクローゼットは好評です。
一条工務店のウォークインクローゼットが好評な理由
ウォークインクローゼット自体は、一条工務店でなくてもどこの住宅メーカーで家を建てても設置可能です。ウォークインクローゼットの仕様も、注文住宅であれば施主がある程度自由に決められます。
それなのに、特に一条工務店のウォークインクローゼットが好評なのにはどんな理由があるのでしょうか？
標準仕様でも収納力が高い
一条工務店のウォークインクローゼットが好評な最大の理由は、「標準仕様でも収納力が高い」ことです。
通常ウォークインクローゼットは、「家族の人数×畳数」の広さが必要とされています。パートナーと2人なら2畳、子供を含めた3人家族なら3畳、両親と子供2人の4人家族なら4畳といった具合です。
一般的にウォークインクローゼットは2畳で約100着、3畳で約140着、4畳で約180着の洋服が収納できるとされています。
リサイクル業者の調査によると、成人女性がクローゼットに入れている洋服は平均で60～70着とのことです。成人男性が所有する洋服の平均着数は30着程度と言われています。
男女カップルの場合であれば、ウォークインクローゼットは約100着収納できる2畳ぐらいの広さで十分ということです。
小学生ぐらいまでの子供は、季節ごとに上下5セットずつぐらいあれば良いとされており、上下別で計算しても四季で10着ずつで合計40着です。男女カップルに小学生の子供の3人だと、約140着収納できる3畳のウォークインクローゼットが必要となります。
一条工務店のウォークインクローゼットは標準仕様で2～3畳の広さとなっています。通常なら100～140着ほど収納できる広さですが、一条工務店のウォークインクローゼットは2～3畳でも150～200着の洋服が収納可能です。
また一般的なウォークインクローゼットの場合、ウォークインクローゼット内で着替えることは難しいです。ところが一条工務店のウォークインクローゼットは、3畳の広さがあればウォークインクローゼット内で着替えることもできるようになっています。
通常は2～3人分の広さである2～3畳でも、一条工務店のウォークインクローゼットなら4人分の洋服が収納できます。標準仕様でコンパクトなのに収納力が高いので、一条工務店のウォークインクローゼットは好評で人気があるのです。
高気密・高断熱との相性が良い
一条工務店が建てる家は、業界でもトップクラスの「高気密」「高断熱」となっています。一条工務店で家を建てた人を対象にしたアンケートでは、「一条工務店を選んだ理由」の1位が「高気密・高断熱」です。
高気密・高断熱仕様と相性が良い、というのも一条工務店のウォークインクローゼットが好評な理由の1つです。
一般的に、ウォークインクローゼットは「湿気」がこもりやすいことが最大のデメリットとなります。
洋服は湿気を含むことで傷みやすくなりますし、湿度の高い場所ではニオイ分子が揮発しやすいため洋服にニオイが付くこともあります。湿度の高いウォークインクローゼットに長期間洋服を保管していると、カビが生える恐れもあるのです。
一条工務店の家は高気密・高断熱仕様で、「熱交換換気システム」が導入されています。熱交換換気システムによって、高気密・高断熱でも室内の空気が循環して温度や湿度をある程度コントールしているのです。
そのためウォークインクローゼット内にも湿気がこもりにくく、保管している洋服も傷みにくいというわけです。
高気密・高断熱仕様との相性の良さもあって、一条工務店で家を建てる時にはウォークインクローゼットを採用するケースが多くなっています。
ウォークインクローゼットの注意点
一条工務店のウォークインクローゼットは好評ではあるものの、万能ではありません。一条工務店も含めて、新築するマイホームにウォークインクローゼットを設置する際にはいくつかの注意点を抑えておく必要があります。
配置
マイホームにウォークインクローゼットを設置する場合の最大の注意点は「配置」です。要するに、「家のどこにウォークインクローゼットを設置するか」ということです。
ウォークインクローゼットは日常使いする設備ですから、生活動線上に無いと使いにくくなってしまいます。一般的には、外出時・帰宅時にスムーズに着替えができるように玄関近くにウォークインクローゼットがあるケースが多いです。
また洗濯物をすぐに収納できるように、ランドリールームから直接アクセスできる位置にウォークインクローゼットを配置するケースも多くなっています。
生活動線上に無いウォークインクローゼットは、ただの「物置」と化す恐れがあります。使いにくいからと言って、後からウォークインクローゼットの配置を変えることはできません。
住宅メーカーとの打ち合わせの段階から、「使いやすいウォークインクローゼットの配置」を考えておく必要があります。
棚とハンガーパイプの段数・高さ
ウォークインクローゼット内に設置する「棚」と「ハンガーパイプ」の段数・高さにも注意しないといけません。
収納力を上げようとして全てのハンガーパイプを2段にしたり、ハンガーパイプの下に棚を設置するのはあまり良くないです。
全てのハンガーパイプを2段にしたり下に棚を設置すると、コートなどの長物が収納しにくくなります。また旅行用のスーツケースなど、衣類関係で普段はあまり使わない大きな物も収納しにくいです。
コートなどの長物やスーツケースなど大きな物も収納することを考えて、棚・ハンガーパイプの段数・高さを決めておく必要があります。
ちなみに一条工務店のウォークインクローゼットは、標準仕様でハンガーパイプの高さは1850mmですが変更可能です。天井の高さにもよりますが、2000mmに上げることも可能なので、下ではなく上のデッドスペースを活用することも考えましょう。
ただし家族の身長がそれほど高くない場合は、棚やハンガーパイプを高くし過ぎるとかえって使いにくくなってしまいます。
窓の有無
ウォークインクローゼットに「窓」を設置するかどうかも大きなポイントです。一条工務店では、3畳以上のウォークインクローゼットには標準でFIX窓（開閉できない窓）を1つ設置できます。
ウォークインクローゼットには窓を設置しないのが一般的ですが、窓を設置することで光が取り込めます。窓から光が入ることでウォークインクローゼット内が明るくなり、利用する際に照明を点ける必要が無く、電気代の節約に繋がるのです。
ただ窓を設置すると掃除もしないといけませんし、窓の大きさや位置によっては外からの視線を遮る対策も必要です。また一条工務店の場合は開閉できないFIX窓ですから、換気のためにもなりません。
ウォークインクローゼットに窓は無くても問題ありませんから、標準で窓を設置できる場合でも必要性を十分検討しましょう。
姿見の有無
一条工務店に限らず、新築住宅にウォークインクローゼットを設置する場合は住宅メーカーが「姿見」をオプションで付けてくれます。
ウォークインクローゼットに姿見、いわゆる全身が映る大きな鏡は欲しいです。しかし、新築時にオプションで姿見を付けてもらうのはあまりおすすめできません。
住宅メーカーがオプションで付けてくれる姿見は価格が高く、数万円することもあります。ホームセンターなど量販店では数千円で姿見が販売されていますから、入居後に自分で購入した方が断然お得です。
しかも量販店ならデザインや大きさも好みのものが選べるので、ウォークインクローゼットに姿見を設置するなら自分で用意するのがベターです。
もし姿見をウォークインクローゼットの壁に直接設置したい場合は、壁に下地だけ施工してもらうように住宅メーカーにお願いしておきましょう。
ウォークインクローゼット付きの注文住宅を建てるなら
ウォークインクローゼット付きの注文住宅を建てようと考えているなら、まずは「タウンライフ家づくり」を利用してみてください。
一条工務店のウォークインクローゼットは非常に好評で人気が高いですが、自分の理想と合致する住宅を一条工務店が建てられるとは限りません。建てられたとしても、コストが嵩んで建設費用が予定していた予算を大幅に超えてしまうことも考えられます。
タウンライフ家づくりは住宅メーカーの比較サービスで、一条工務店を含めて全国1100社以上の住宅メーカーが比較できます。
希望の階数と間取り、家族の人数、予算を選択するだけで、1100社以上の中から条件に合った住宅メーカーを絞り込んでくれるのです。絞り込まれた住宅メーカーには、一括で見積もりと間取りプランの作成を依頼できます。
さらに資金計画や土地探しの相談にも乗ってもらえますから、マイホーム建設の具体的な計画を立てていない段階でも利用できます。
一条工務店よりも安く理想的なウォークインクローゼット付きの注文住宅が建てられる住宅メーカーが、タウンライフ家づくりの利用すれば見つかるかもしれません。
タウンライフ家づくりは利用無料
タウンライフ家づくりの利用には一切料金がかかりません。
条件に合った住宅メーカーを絞り込むのにも、一括で見積もりや間取りプランの作成を依頼するのにも料金は不要です。資金計画や土地探しの相談も無料ですから、タウンライフ家づくりを使うだけなら一切お金は必要ないのです。
無料でも、見積もりや間取りプランを依頼した住宅メーカーとの契約を強要されて「使わなければ良かった・・・」となることはありません。
電話番号やメールアドレスを住宅メーカーに流されて、営業電話がひっきりなしにかかってきたり、営業メールが大量に送られてくるといったことも無いです。
見積もりを取ったら契約しないとは言いにくい、という場合はタウンライフ家づくりがユーザーの代わりに住宅メーカーに契約しない旨を伝えてくれます。
とにかく面倒なこともややこしいことも煩わしいことも無く、無料でタウンライフ家づくりを利用しても後悔することにはなりません。
「家の建設費用相場を知りたいだけ」でも構いませんから、気軽にタウンライフ家づくりを利用してみてください。家づくりの分からないことや不安なこと、気になることはタウンライフ家づくりを利用することできっと解決できます。
まとめ
「ウォークインクローゼットと言えば一条工務店」と言われるほど、一条工務店のウォークインクローゼットは好評で人気が高いです。収納力が高く、熱交換換気システムで空気の流れがコントロールされる高気密・高断熱仕様との相性の良さなどが高く評価されています。
ただウォークインクローゼットは、一条工務店以外の住宅メーカーでも注文住宅に設置可能です。「タウンライフ家づくり」を利用すれば、一条工務店よりも安くて高性能なウォークインクローゼットが設置できる住宅メーカーが見つかるかもしれません。
